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教員免許
学校の先生を目指す方々へ教員免許に関する詳しい情報をお届けしています!学校の先生は散々忙しい上に安月給だとも言われますが、実際にはどの程度の収入を得ているのでしょうか。公立学校ならば、全国一律?それとも地域によって年収にばらつきが?それにボーナスなんかは出るのでしょうか。痒いところに手が届く、詳細情報がぎっちり詰まったページです♪
〜教員免許の基礎データ〜
- ○2011年
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- 受験者数:
小:51,804人、中:56,568人、高:33,371人
- 合格者数:
小:12,437人、中:6,717人、高:3,567人
- 合格率:
小:24.0%、中:11.8%、高:10.6%
- ○2012年
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- 受験者数:
小:54,804人、中:59,060人、高:34.748人
- 合格者数:
小:12,284人、中:6,807人、高:4,287人
- 合格率:
小:22.4%、中:11.5%、高:12.3%
- ○2013年
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- 受験者数:
小:57,817人、中:63,125人、高:37,629%
- 合格者数:
小:12,883人、中:6,807人、高:4,904人
- 合格率:
小:22.2%、中:10.7%、高:13.0%
※ただし公表データではなくあくまでも目安
- 有資格者の目安年収:
小:700万円、中:約700万円、高: 約700万円
- 主な職場:
小学校、中学校、高等学校、各教育機関、予備校、塾
- この資格を取るならこの学科:
教育学科、児童心理学科、児童文学専攻、文学科
小・中・高校教員免許は学校で子どもたちに勉強を教えるための国家資格です。最終学歴が高校卒業では教壇に立つことはできないので、教師を目指す方は必然的に大学へと通わなくてはなりません。小学校は大学院・大学・短大・専門学校などで所定の科目を履修することで免許を得られます。大学院卒で専修免許、大学卒業でⅠ種免許、短大もしくは専門学校卒でⅡ種免許を取得することが可能。中学校教員も専修免許が存在しない以外は同様。なお高等学校教員では専修免許とⅠ種免許が存在し、それぞれ所定の科目を履修した修士取得者(院卒)と学士取得者(大卒)に授与されます。小中学校の教員免許のようにⅡ種免許は存在しません。
学校教員になるためのステップ紹介
学校教諭を目指す場合には、まずはじめにどれだけの単位履修が必要かをきちんと確認しておく必要があります。いわゆる“教職課程”の履修です。また、中高教員になりたい場合には自分が担当する教科をあらかじめ決めて所定の履修を行う必要があるため注意して下さい。教育学部・学科でしたら担当したい教科を選ぶ事ができますが、一般の学部・学科では基本的にご自身の専門が担当教科となります。また、2007年より教育職員免許法の改正案が成立し、それに伴い“教員免許は更新制”になりました。これらから教員を目指す方は“教員免許を取得しても、たゆまぬ勉強が必要である”ことを意識しておく必要があるでしょう。
科目履修を済ませ、無事に大学を卒業することで晴れて小・中・高の免許をすることが可能です。ただし、それだけで即教師になれるかと言えばそうではなく、各市町村が主催する“教員採用試験”を受験し合格しなくてはなりません。試験の過去問はwebにて各市町村のホームページで公開されていることも多いのでぜひチェックしてみましょう。2008年、2009年の学習指導要領の改正など近年は“脱ゆとり教育”の動きもあり、問題の出題傾向の変化や、法規の改正によくよく注意しておく必要があります。
教員免許の年収モデル
※下記はあくまで一例です。資格を取得しただけでは収入は約束されません。教員の場合は、資格取得後も学校への就職活動等を行うことが必要となります。
〜政令市で就職したケース〜
- 年収:
600万円
- 給与・昇給:
各種手当て有り
- 勤務時間:
8時30分〜
- 休日・休暇:
日曜日 祝日
板橋区の某小学校に担任として赴任したケースです。小学校は朝8時30分からはじまるため、遅くとも15〜30分前に登校します。この辺りは生徒と大差ありませんね。その後、給食や掃除、ホームルームなどの指導を行い生徒を下校させるのが15時30分。しかし先生もそのまま帰宅できるわけではありません。職員会議、あるいは教材の準備、テストの丸つけなどを行うため帰宅は17時以降となるのが一般的。給与は比較的高額ですが、学校行事などが重なる場合などには激務となることも。
〜地方で就職したケース〜
- 年収:
およそ369万円
- 給与・昇給:
各種手当て有り
- 勤務時間:
8時30分〜
- 休日・休暇:
日曜 祝日
長野県内の高校に新任教師として赴任した場合のモデルケースです。年収が政令指定都市の学校に比べて低いと感じるかも知れませんが、それは同ケースが新任教師だから。大体10年ごとに大幅な年収アップが見込め、20年後には年収は650〜700万円程度にまで増額します。教師に支給される諸手当の中でも特に高額なのが期末手当や勤勉手当。いわゆる賞与(ボーナス)に当たり、年収のおよそ1割を占めています。
※当サイト独自の基準ですので、一般的な指標とは異なります。あくまで参考程度にとどめてください。
- Q1:どの学部に興味がありますか?
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