国際基督教大学
入試問題分析+大学の魅力

東京都三鷹市のミッション系難関大、国際基督教大学の受験情報を扱っています。極めて特殊性の高い入試問題を採用しているICU、その問題傾向を完全解説!さらにはよりICUを理解してもらうための大学の魅力ポイントなど、読みやすいコンテンツが満載です♪(※2013年当時)

国際基督教大学

〜国際基督教大学の基礎データ〜

初年度総額:

165万9,000円

平均倍率:

約2.5倍

募集学科&募集定員:

教養学部 アーツ・サイエンス学科:620名

受験科目:

○教養学部
総合問題

国際基督教大学は国内最難関私大の1つとして知られており、時に早慶上智ICUといったカテゴリーが用いられることもあるほどです。一応、代々木ゼミナールが発表している大学難易ランクによれば偏差値65となっていますが、ことICUに関して偏差値による合否予測はあまり役に立ちません。というのも、一般的な高等学校の科目に準じた入学試験を行っているわけではなく、英語、人文科学、社会科学、自然科学、リベラルアーツ学習適性という5つの分野にわたる総合問題によって入学考査を行っているからです。このうち社会科学と自然科学はどちらか一方を選択する形式になっているため、文系の受験生であれば社会科学を選択するのが一般的。言葉で説明されてもピンと来ないでしょうから、具体的な出題内容をご紹介したいと思います。
まずは英語ですが、リスニングを含む問題となっており、センター試験や一般の大学と比べてリスニングの占める量が多くなっているのが特徴。コミュニケーション能力を読解の下位に位置づけるのではなく、互いに同格と扱っていることが窺えます。読解問題についても文中に傍線を引いたりはしておらず、本文の後に“どの段落で、筆者は自分自身の意見を述べていますか”“この文章にタイトルをつけるなら、どれが一番適切ですか”といった問題が選択肢と共に英文で掲載されているのが特徴的。敢えて言うならば、いわゆる受験英語よりもTOEICなどの資格試験に近い形式といえるでしょう。
次に人文科学について説明します。これはやや現代文に近い内容ですが、中には話題こそ課題文と関連はするものの、読解ではなく人文科学の知識を問うような問題も出題されるので、敢えて高校の科目で表現するならば、現代文と倫理を掛け合わせたような内容といったところ。2013年は存在論、ギリシア哲学などに関する非常に抽象度の高い文章を読解する問題に、一部哲学、倫理学関連の知識問題が添えられる形式でした。読解は現代文の学習に準じるとして、哲学や倫理学に関連する問題がくせ者。“次のうち、一般にタブーといえない例はどれか”という設問に対して、選択肢が4つ。それぞれ“日本で鎮守の森の木を切る”“ムスリムが豚を食べる”“未成年でタバコを吸う”“親族同士の結婚”というものでした。この問題の場合、民族学的、倫理的な理由というよりは法律によって規制されているという側面が強い“未成年者の喫煙”がタブーとは言えない例になります。そのほか“アプリオリ”という言葉の意味を問う問題も出題されており、これは“先天的”が答。ちなみに対義語はアポステリオリです。このように現代文が得意なだけでは対応しきれない問題が頻出するため、人文学系の基礎知識をつけておくことが必須。代々木ライブラリーから発売されている『青木の現代文「単語の王様」』という現代国語の単語集にこの手の専門用語が多く解説されているので、まずはこちらを読み、哲学関連の新書を数冊読むなどして抽象度の高い人文系の文章に慣れつつ、分からない言葉を辞書で調べるなどして知識を深めておくと良いでしょう。
社会科学は政治、歴史、近代思想などに関連する本文を読解し、設問に答えるというもの。筆者の主張に関する問題も出るので現代文の要素もあり、そこに世界史、現代社会、倫理、政治経済といった科目の要素が絡んでくる総合問題。2013年は国際刑事裁判所の業務に関する問題、ヴィトゲンシュタインやチョムスキーの言語観、キルケゴールの思想など、多岐にわたる知識が問われました。倫理、世界史、政治経済の参考書を一通り通読して、不明な単語を用語集で調べるだけでも基礎力構築には役立ちます。
最後にリベラルアーツ学習適性の試験ですが、これはIQテストに極めてよく似た試験。例題としては“虎は全て獣で、雉はどれも獣ではない場合、次のうちのどれが妥当か”という問題で選択肢が“雉は虎ではない”“すべての獣は虎である”“雉は虎である”“以上のどれでもない”といったものが挙げられます。論理的には最初の“雉は虎ではない”が正解。規則性の発見、情報処理能力を総合的に問う問題となっており、ある意味、地頭の良さを問う内容といえるでしょう。
入試問題、および類題がICUの公式サイトに掲載されていますので、まずはそちらをご覧の上で一通り解いてみてはいかがでしょうか?その上で過去問題集を購入して演習を行い、自分の苦手分野に関する新書、専門書を読んでいくという“自主的な研究活動”が、ICU合格に通じる唯一の道だと思います。

入試傾向のまとめ〜国際基督教大学

  • 偏差値は65と発表されていますが、一般的な学力基準では計れないので注意!
  • 英語の問題はTOEICに似ている!?リスニングの配点が高い点にも注目!
  • 人文科学&社会科学は現代文+社会科科目!専門性が高いので、対策は必須!
  • リベラルアーツ適性は知能指数テストにそっくり!?規則性の発見、論理性が問われる!?

国際色No.1♪国際基督教大学の特色

将来性は首都圏随一

大学入学の段階では、まだ就職するか大学院に進学するか決めかねているという方も多いと思います。ですが、ICUであれば就職実績、進学実績ともに抜群なので、4年間をじっくりと使って将来設計をしていく余裕があるのです!

充実の海外留学プログラム♪

キリスト教系の大学は海外学術交流に力を入れている場合が多く、ICUも例外ではありません。世界21ヶ国66大学と海外留学協定を結んでおり、世界各地の文化を学びたい方に最適の環境が整備されています♪

一般に大学受験をする段階で4年後の進路を決めている方はあまり多くないと思います。しかし、世の中には就職は強いけれど大学院が存在しない大学や、大学院の進学実績は良いけれど研究機関色が強すぎて就職実績がパッとしない大学も存在しているのが現実です…。しかしICUであれば何も心配はいりません。ICU卒業生の主な就職先には三菱東京UFJ銀行、日本IBM、日本放送協会といった誰でも知っている大企業がズラリと並んでいる上、大学院進学者の進学先上位BEST5は、上から東大、ICU、一橋、京大、早稲田の順番!ICUが大学院を設置しているのに加え、東大大学院に進んでいる割合がもっとも多いという驚きの状況なのです♪これなら進学、就職のいずれを選んだとしても困ることはありません。4年間をフルに使って、自分の進路を見極めることができます♪

今の時代、海外の大学と交換留学協定を結んでいる学校は珍しくありません。しかし、21ヶ国66大学と交換留学が可能という大学は珍しいでしょう。交換留学定員が150名にも及ぶため、なんと4人に1人が留学できるという驚くべき環境!もちろん留学している期間中もICUには在籍しているので、向こうで履修した科目は卒業単位に認定されます。留学プログラムに参加しても問題なく4年間で卒業できるので安心♪留学先はアメリカ、西ヨーロッパ、アジア各地に加えて、アイスランドのアイスランド大学、スウェーデンのリンネ大学、ヨーテボリ大学、リトアニアのヴィタウタス・マグヌス大学、デンマークのオーフス大学などさまざまな地域にわたっています♪(情報は調査当時)

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