中堅大突破を目指す
中京大学
の過去問データを解析!

中堅~難関大を目指している受験生のために、中京大学の過去問を完全解説しています!偏差値55からの飛躍を狙うなら、論理的な解法(=ロジカルシンキング)が不可欠。運をあてにせず、しっかり正解へと繋げる“正しい頭の使い方”を教えちゃいます♪(※2013年当時)

難易度の判定は、当サイト独自の基準によるもので、受験指導のプロである予備校や塾、学校などと異なることもあります。当サイトは受験のプロではないので、あくまで参考程度にとどめてください。

中京大学

~中京大学の入試問題難易度~

国語:

★★☆☆☆

英語:

★★★☆☆

地歴:

★★★☆☆

中京大学の入試問題は全体として標準問題中心です。奇をてらった問題はほとんど出ないので、基礎~標準レベルの問題集を繰り返し解いて苦手分野をなくしていくほうが効率が良いでしょう。時折出てくる難問を落としたとしても、それ以外の問題がしっかり解けていれば合格点は超えるはずです。
国語については現代文2題と古典3題の計5題が基本の構成。現代文は論説文と小説文が1つずつになることが多く、古典は古文2と漢文1になるのが毎年の傾向です。問題数は多いですが、文章はそれほど長くないので時間に追われるというほどではないでしょう。
英語については長文が2題になることが多いですが、片方が会話文なので時間的には余裕があります。文法、語彙を扱う雑小問の大問もあるので、長文が苦手な受験生でもある程度は得点を稼げるはず。
地歴については全範囲から無作為に出題しており、特に一定の傾向は見られません。極端な苦手分野を持っていると、そこから出題された時に合格が難しくなりますから、全範囲をきっちり学習しておいてください。

英語

次の英文を日本語訳しなさい

Imagine a world in which every single person on the planet is given free access to the sum of all human knowledge.

解答&詳細解説をチェック

答:
地球上の1人ひとりの人間が、人類の知識すべてを無料で利用できる状況を与えられた、そんな世界を想像してみてほしい。

【解説】

英文和訳として標準的な難易度です。英文解釈の基本にしたがって、センテンスを構成する節それぞれを見ていきましょう。この文ではin whichという関係代名詞によって2つの節が接続されています。

[ you ] Imagine a world in which~.
    S           V           O

まずは主節を確認します。この文の場合、in whichから始まる従属節のほうが長いので、主節についてはそれほど疑問が生じることはないでしょう。
ちなみに命令法の英文なので、主語が省略されていますが、存在しないわけではありません。命令法の場合、主語はyouです。学校文法では命令文と呼んでいて、肯定文や否定文といった言葉と同列に扱っていますが、これは誤り。命令法とは法(mood)という種別の文法であり、一般的な文である直説法と命令法、仮定法の3種類が存在します。
というわけで、この部分を訳すと「(in which~)な世界を想像してみてほしい」となるはず。具体的にどんな世界を想像すれば良いのかを説明しなければ論理的に破綻しますから、当然、従属節の中で想像するべき世界の内容が書かれているはず。次にどんな情報が来るべきかを予測しながら読むことで、脳内の情報処理を円滑にする。それが速読というものです。

次の空欄に入る適切な語句を選択肢から選びなさい

This is the concert hall(  )we used to visit long age.


(where / which / in which / what)
解答&詳細解説をチェック

答:which

【解説】

関係代名詞や関係副詞の理解度を問う良問です。単純に“場所ならwhere”などと覚えていると出題者の罠にはまってしまいますよ。

This is the concert hall(  )we used to visit [   ] long age.
   S  V                C       関係詞   S                V    O

Visitというのは第3文型で用いる動詞ですから、本来、後ろに目的語の名詞を取るべきです。それにも関わらず、この英文はvisitの後ろに名詞を取っていません。本来あるべき名詞が1つ欠落した不完全な節ということです。
関係代名詞が2つの節をつなぐ際、直前に先行詞を持ち、後ろの節では先行詞が入るべき部位が欠落するという性質があります。今回の場合、visitの後ろに入るべきconcert hallが欠落しているわけです。
関係副詞の場合、この欠落が起こらないので後ろの節は完全な形にならなければなりません。前置詞+関係代名詞(今回の選択肢であればin which)の場合も、それ自体が前置詞句となって文型の構成要素から外れますので、後ろの節は完全形となり、構成要素の欠落は起こりません。さらに関係代名詞whatはそれ自身が先行詞を内包する性質があるため、直前に先行詞とおぼしきconcert hallが存在している以上、入る余地がありません。
以上の理由から、この問題の空所を補充するべき単語は関係代名詞whichとなるのです。英文法の理屈を知っていれば、英文を訳する必要もなく淡々と処理できる反面、英文法を理解していない人は選択肢を選ぶ決め手を見いだせない問題です。

傾向と対策

中京大学の英語は難易度こそ標準程度ですが、英語の基本を問う良問揃いです。普通の受験生が知らない語彙、熟語を出題したりはしませんが、英文法をきちんと理解していないと正解にはたどり着けない問題構成になっています。5文型に即した英文法を扱っている参考書としては西きょうじ著『英文読解入門 基本はここだ』、薬袋善郎著『英語リーディング教本』などがありますので、こういった書籍を熟読し、英文法のルールに則って英文を解釈する技術を身につけておきましょう。もちろん、使用教材などは、相性が大事ですから、一つのものに「これだけだ」ととらわれず自分との相性が良いものを見つけましょう。

世界史

次の文章の空所を埋め、下の設問に答えなさい

現代文明は学問、科学の発展に立脚している。たとえばオーストリアのジークムント・フロイトは個人の無意識の世界を研究し( a )を確立した。さらに哲学分野では近代の合理主義に対するアンチテーゼとして人間の主体性を重視する( b )が盛んとなった。この哲学はデンマークのセーレン・キルケゴールが先駆とされているが、戦後になってフランスのジャン=ポール・サルトルらによって広まった。さらにアメリカを中心にデューイらによって大成を見たのが( c )で、実社会の成果から思考の真偽を定めようとした。そして、歴史や社会を持続するシステムの分析によって解き明かそうとする態度は( d )と呼ばれ、フランスのレヴィ=ストロースが文化人類学の分野で発展させた。 科学においてはドイツ生まれのアルバート・アインシュタインがニュートン物理学を変革し、物理学の発展によって人類は原子力を獲得した。軍事利用としては原子爆弾、水素爆弾などがあり、総称して( e )という。商業利用としては原子力発電が挙げられるが、原子力発電所は1979年、1986年、2011年に大事故を起こしており、その安全性には疑問が投げかけられている。

解答&詳細解説をチェック
答:a:精神分析 b:実存主義 c:プラグマティズム(実際主義・行為主義) d:構造主義 e:核兵器

【解説】

受験生が苦手としがちな分野としては現代史と文化史が挙げられますが、この問題は現代文化史というまさに受験生の盲点を突く単元から出題されています。
aについては、フロイトが創始した精神分析のほかにカール・グスタフ・ユングが創始した分析心理学、アルフレッド・アドラーが発展あせた個人心理学あたりを抑えておくべきでしょう。これらを総称して深層心理学と呼んでいます。
bの実存主義は、本質存在に対して現実存在が優位であると考える立場のことで、簡単にいうと“人間性という本質を問う、本質存在の概念は、人間という現実存在があって初めて想像され得るものであり、人間性という概念それ自体に当初から価値や意味があるわけではない”と考えるわけです。魂など宗教的な観念を否定する要素を持ち合わせている(=神という概念は人間が存在してはじめて、定義され得る)ので、無神論の概念とも共通する部分がありますね。
cのプラグマティズムは、経験できない事柄について真理を考えることは不可能であるという考え方を持っており、その意味ではイギリス経験論に近い部分があります。実際の行為、経験によって効果が認められるものは真理であり、哲学や神学、一切の形而上的な事物を非哲学的(実学的)な側面から探究するという考え方です。極端に簡単な例を出すと、神を信じる人100名、無神論者100名の生活実態を調査し、その結果によって“神を信じたほうが人は幸せになれるのか”を調べようとする行為は、プラグマティズム的といえるでしょう。
dの構造主義は、ありとあらゆる現象に関して、その現象を構成する構造を取り出し、その構造を理解することで現象を理解しようという考え方。対象そのものより、それを取り巻く関係性、対象と結合の強い物事との関連性から、対象を理解しようとするわけですね。
eについては解説の必要はないでしょう。これはもはやサービス問題です。

問1.

赤文字部分、1986年に大事故を起こした電子力発電所の名称を答えなさい

解答&詳細解説をチェック

答:チェルノブイリ原子力発電所

【解説】

1986年4月26日、ソビエト連邦のチェルノブイリ原子力発電所4号炉で炉心溶融が発生、制御不能のまま爆発しました。これは一般常識のレベルなので、簡単に解答できるでしょう。

問2.

同じく赤文字部分の事故を起こした発電所は、現在のどの国にあるか答えなさい

解答&詳細解説をチェック

答:ウクライナ

【解説】

世界史では、歴史上の事件が発生した場所、歴史上の都市名などを挙げて「現在のどこの国にあるか」と問う問題が良く出ています。勉強中に地図帳、資料集を参照して世界地図上のどこに相当するかを確認する癖をつけてください。 今回は現代史なのでまだ良いですが、古代史の問題でこうした設問が出ると正答率は非常に低くなります。

傾向と対策

古代~中世、近現代からバランス良く出題されている上、西洋史と東洋史のバランスも拮抗しており、特に傾向らしい傾向がありません。世界史全体について幅広く学習しておかないと対応しきれないと思います。また、文化史や主要国から外れた地域の歴史が出題されることもありますので、苦手分野を徹底的につぶしておきましょう。東南アジア史、東欧史、アフリカ史などの知識はしっかりと把握できていますか?不安があるなら佐藤幸夫著『フロンティア世界史』などテーマ史、地域史関連の参考書で確認しておいてください。

大学受験はセンター試験対策だけではNG!インフルエンザなどの感染症対策も抜かりなく!

このページの先頭へ