早稲田大学高等学院中学部

充実した宿泊研修が特徴的!早稲田大学高等学院中学部の基本情報

早稲田大学高等学院中学部は平成23年、早稲田大学建学の精神に基づいて、練馬区上石神井に開設された男子の中高一貫校。早稲田大学の人気学部へ、推薦枠を設けている点が大きな特徴です。豊かな感性と健やかな心身を育むことで、社会に有益な人材育成をめざしている早稲田大学高等学院中学部。どのような学校なのか、詳しくご紹介します。

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■早稲田大学高等学院中学部のデータ

まずは、早稲田大学高等学院中学部の基本データを確認していきましょう。

・制服

早稲田大学高等学院中学部の制服は黒の詰襟学生服。中学部は銀色のボタン、高等部は金色のボタンで、夏の間に着用するポロシャツもあります。

・教員、生徒数

教職員数(高校・中学)は教諭86名、講師90名、職員約25名です。生徒数は1年生124名、2年生123名、3年生123名。各学年とも4クラスあり、毎年クラス替えが行われます。

・教育課程

早稲田大学建学の精神に基づいて、初等教育の基礎を中心に習得する教育課程。基礎をもとに、高等学院や早稲田大学の各学部へつながる中等教育を実施します。
「総合的な学習の時間(選択科目)」では早稲田大学に関する内容をはじめ、興味のあることに関して主体的に調査や研究を実施。成果をまとめて発表できるように指導しています。また、英語でディスカッションやプレゼンテーションを行うことで、英語で話す力や聴く力を養います。

・施設

緑の多いキャンパス内に、70号館・71号館・72号館・72‐2号館・74‐10号館などの学舎を配置。教室には、マルチメディア対応のAV 機器を備えた最新設備が充実しています。さらにアリーナやフィットネスルーム、武道場などを備えた体育館も完備している環境です。

・部活動

部活動は体育系が5つと文化系が6つ。体育系にはサッカー部や野球部、バレーボール部、バスケットボール部、剣道部などが、文化系には吹奏楽部や鉄道研究部、コンピュータ研究部語学部、理科部、グリークラブなどがあります。

・行事

入学式の後にオリエンテーション合宿(1年生)を実施。8月にはオーストラリア研修(2・3年生の希望制)、9月には早稲田大学キャンパスツアー(1年生:早稲田、2年生:所沢、3年生:西早稲田(理工))などを実施しています。

さらに毎年10月の第一土曜・日曜に、早稲田大学高等学院中学部/文化祭を開催。毎年テーマを掲げて開催され、第67回 学院祭のテーマは「NEOISM ~継承から革新へ~」でした。

■早稲田大学高等学院中学部の特徴

早稲田大学高等学院中学部では、中学生の頃から早稲田大学キャンパスツアーを実施しています。1年生は早稲田キャンパス、2年生は所沢キャンパス、3年生は西早稲田(理工)キャンパスのツアーです。
また、宿泊研修を多く実施している点も早稲田大学高等学院中学部の特徴と言えるでしょう。1年生は2泊3日の日程で奈良研修旅行があり、2年生は長野研修(2泊3日)を実施。長研修では、ホームステイ先でトレッキングや棚田での稲刈りなどを体験します。さらに3年生は長崎・佐賀研修(3泊4日)があり、被爆体験講話や原爆史蹟巡りを体験。大隈重信生家や大隈記念館の見学も行います。

宿泊研修ではグループに分かれ、興味があるテーマを決めて事前調査を行います。その事前調査に基づき、実際に体験しなければ得られない発見や感動をもとに成果をまとめるのです。さらにまとめた成果は、プレゼンテーションやポスターセッションで発表します。

■早稲田大学高等学院中学部の学費

受験・入学に当っては、あらかじめ学費についても抑えておきたいポイントです。

・入学金

入学金は260 ,000円です。

・授業料

1年生は春学期427,500円、秋学期427,500円。2年生は春学期427,500円、秋学期427,500円。3年生は春学期480,000円、秋学期480,000です。

・その他

各学年の春学期・秋学期とも、教育環境整備費142,500円と実験実習費7,000円が必要です。生徒会費は各学年で年間7,000円、日本スポーツ振興センター共済掛金は、各学年で年間500円となります。

■早稲田大学高等学院中学部の受験

早稲田大学高等学院中学部への入学を目指すなら、偏差値をはじめとした受験情報も確認しておきましょう。

偏差値は75(※)、倍率は平成30年度の一般入試を見てみると、募集人員120名に対して志願者が478名、受験者は442名、合格者は138名でした。つまり、実質倍率は3.20倍です。

※参考
2018年最新!東京都 国公立・私立 中学偏差値 ランキング
http://momotaro9.boy.jp/indextoukyouto.html

なお、入学試験は1日のみとなり、国語・算数・社会・理科の4教科と面接試験を実施します。配点は国語と算数が各100点、社会と理科は各80点。社会と理科の配点が高く設定されているため、全教科で平均した受験対策を行う必要があるでしょう。

■早稲田大学高等学院中学部の評判や口コミ

ここからは、早稲田大学高等学院中学部の評判や口コミを見てみましょう。

―以下引用―
2017年03月投稿『早稲田大学が運営する唯一の中学です。』
<総合評価>
慶應中等部と入学手続最終日まで迷いましたが、子供の早大学院に行きたいという強い希望で入学しました。実際に入学してみると、設備、教育、友人、部活と、すべての環境が素晴らしく、本当に早大学院にして良かったと心から言えます。早稲田大学の付属中学は早大学院だけで、他の早稲田系列は、運営する学校法人自体が早稲田大学ではない、と知らない人が多いのでは。当然、直系校である早大学院が、政経や法学部など、早稲田大学の看板となる学部への推薦枠が多いのは当たり前の事です。ただ早稲田大学に行きたいだけで、学部は気にしないなら、他の早稲田系列校でもいいとは思いますが。
<学習環境>
入試とは離れた環境であるため、本当の活きた英語を学んでいます。毎年、スピーチコンテストを開催してますし、英検も中学時代に2級を取る人もかなりの割合でいます。また、他の教科でも、プレゼンの機会が多く、人前で話す事に慣れています。また、プレゼン資料作成のために、パワポを使いこなすなど、嫌でもパソコンスキルが高くなります。
<進学実績>
当然、全員が早稲田大学高等学院に進学します。
<施設>
リニューアルにより、全てのグランドが人工芝になりました。
<部活動>
弱いですが、とても楽しくやっています。
<いじめの少なさ>
男子校で、学力や家庭環境が良い子供が多いので、保護者間や子供からも、いじめの話は聞いた事がありません。
◎入試に関する情報
<志望動機>
早稲田大学を希望しており、早稲田大学が運営する唯一の中学だったから。
◎進路に関する情報
<進学先の高校名、業界名・企業名>
全員が早稲田大学高等学院に進学します。

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※引用元
みんなの中学情報 東京
https://www.minkou.jp/junior/school/review/7910/rd_311432/

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スピーチコンテストやプレゼンテーションを授業に取り入れており、人前で話すことに慣れたという口コミも見られます。そのほか、プレゼン資料作成を通じたパソコンのスキルの習得など、多くの学びを得られる環境です。受験勉強だけではなく、バランスのとれた人材育成を目指す中学校といえるでしょう。

■まとめ

早稲田大学高等学院は、早稲田大学が運営する学校の中で唯一、早稲田大学の人気学部への推薦枠があります。そのため人気が非常に高く入試倍率も高い状況です。ほかの早稲田系の中学受験と比べて理科と社会の配点が高いので、全教科で平均的な得点がとれるようにしておきましょう。宿泊研修が多い点も早稲田大学高等学院の特徴です。さまざまな研修活動を通じて友情を深めることができるでしょう。

 

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