成蹊中学校

伝統ある一貫校!成蹊中学校はどんな学校なのか

吉祥寺にある成蹊中学校は成蹊大学の付属中学校で、広大な敷地の中に校舎があります。東京都内で中学受験を検討している家庭では、成蹊中学校を希望しているお子さんも多いでしょう。 中学校から入れば、高校へも内部進学でスムーズに入れます。それでは、成蹊中学校について詳しく見ていきましょう。

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成蹊中学校のデータ

・制服

成蹊中学校の制服は、男子は詰襟の形状をしています。夏服は胸マークを付けた白いワイシャツです。女子はえんじ色のネクタイを付けたセーラー服で、冬服は紺色で夏服は白色です。

・教員、生徒数

生徒数は1学年で260人から270人くらいです。3学年合わせると、800人近くの生徒が学んでおり、各学年で7~8クラスあります。

男女別では、どの学年も男子の方がやや多めです。男子は3学年合計で400人を少し超えるくらいで、女子は400人を少し下回ります。教員は専任の教員が44人、非常勤の教員が20人の合計64人です。

・教育課程

教育課程は一般的な中学校とやや異なり、国語や数学、理科、社会などの科目が分野によって細かく分かれています。理科は生物と化学、物理、地学に分かれ、社会は歴史と地理、公民です。高校のような時間割をイメージするといいでしょう。

理科と社会は、科目ごとに担当する教員も異なります。専門の教員が担当するため、より深く学べるでしょう。また、書道が独立した1つの科目として扱われている点も大きな特徴です。

・施設

成蹊中学校は小学校から大学までの一貫校であるため、校舎は大学や高校、小学校と同じ敷地内にあります。グラウンドやテニスコート、体育館などは中学校と高校で同じところを使用し、敷地内に野球場やサッカー場、馬場なども設置されていて、設備の整った環境です。

・部活動

部活動は、部も文化部も比較的種類が多い方で、運動大半の生徒が部活動に所属しています。運動部は1週間に4日活動しているところが多く、文化部の活動日は1週間に2~3日くらいです。

・行事

主な学校行事は5月の修学旅行、6月の文化部発表会、9月の体育祭、10月の文化祭、12月のスキー教室などです。また。5月と10月に遠足があります。文化祭は高校と合同で行われます。

成蹊中学校の特徴

・国際学級

成蹊中学校の大きな特徴として、国際学級を設置していることが挙げられます。国際学級の歴史は長く、初めて設置されたのは1964年のことです。設置当初は国際特別学級という名称でした。帰国子女のお子さんを受け入れるクラスで1年生のみを対象にしています。

国際学級が設置されたばかりの頃は、海外の日本人学校出身のお子さんも国際学級の対象にしていました。

しかし、現在ではインターナショナルスクール出身のお子さんのみを対象にしています。主に日本の環境に適応することを目的とし、教育課程も通常のクラスとやや異なり、国語の授業時間が多めです。部活動や学校行事などに関しては、他のクラスと変わりはありません。

国際学級で1年時に学んだ生徒は、2年生以降は通常のクラスに混ざりますが、希望者は帰国生英語特設クラスに参加できます。

国際学級で学んでいる生徒たちは、日本とは言語も文化も異なる海外で生活していた経験があることから、将来は国際舞台での活躍が期待できるでしょう。他の生徒にとっても良い刺激になっています。

・実験、実習、体験学習

成蹊中学校の授業では実験や実習などを重視しているのが特徴です。理科では実験や観察などを中心に授業を進めており、知的好奇心を育んでいます。

天体観測や化石採集なども行っており、楽しみながら学んでいる生徒が多いです。教室で机に向かって勉強するだけでは学べないことも、実験や観察などを通してたくさん学べます。

学校外での体験学習も重視しています。自然に親しんだり、仲間と協力し合ったりすることで、心身ともに成長していけるでしょう。

3年生の修学旅行が学校外での体験学習の代表例ですが、1年生と2年生でも学外活動がいくつか実施されています。

成蹊中学校の学費

・入学金、授業料

成蹊中学校の学費は入学金が300,000円で授業料は年額636,000円です。他に施設費として200,000円かかりますが、それ以外に細かな項目は設けられていません。

1年生の学費の合計額は1,136,000円で、東京都内の私立中学校の中では平均的ですが、項目が少ないのでシンプルで分かりやすいといえます。

2年生と3年生の学費は、1年生の学費よりも入学金の分だけ安く、836,000円です。授業料と施設費は、学年による違いはありません。

国際学級の場合には、特別教育費という項目があります。そのため、通常のクラスよりも年額で318,000円高いです。特別教育費以外に関しては、他のクラスと変わりません。国際学級の1年間の合計の学費は、1,454,000円になります。

・その他

学費の納入は1期と2期に分かれており、授業料と施設費は半額ずつに分けられています。生徒会費やPTA会費などもかかりますが、それほど大きな金額ではありません。

成蹊中学校の受験

・偏差値

成蹊中学校の偏差値は「2019年用最新改訂版 中学受験偏差値ランキング.com」によると、男子が55で女子が61です。

他の私立中学校と比べて男女で偏差値の差が大きいのが特徴で、女子の方が高めになっています。やや難しめくらいのレベルでしょう。

成蹊中学校の一般入試は2回の日程で行われます。1回目の募集人員は男子が約45名、女子は約40名で、2回目は男子が約25名、女子が約20名です。女子の方が男子よりも募集人員が少なく、倍率も男子より女子の方が高めです。

・倍率

男子の1回目の方の倍率を見ると、ここ数年は1.6倍から2.1倍くらいで推移しています。女子の1回目の倍率は、2.0から3.4倍くらいです。ほとんどの年度で男子の倍率を上回っています。

2回目は募集人員が少ないこともあり、男女ともに1回目よりも倍率が高めです。男子は2倍前後の年もありますが、5倍近い年もあります。女子は倍率が低い年でも3倍前後で、高い年だと8倍くらいです。

成蹊中学校の一般入試の試験科目は、国語と算数、理科、社会の4科目です。配点は国語と算数が100点ずつで、理科と社会は50点ずつの合計300点に設定されています。

合格者の最高得点や最低得点などが公表されていますが、偏差値と同様に男子よりも女子の方が高めです。

国際学級の入試は一般入試とは別に行われます。男女合わせての募集人員は約10名ですが、受験者数もあまり多くありません。そのため、倍率も1.2から1.9くらいの水準で推移しています。

成蹊中学校の評判や口コミ

口コミを見てみると、いじめがほとんどなく、もしいじめがあったときでも、学校側の対応は良いようです。いじめの少なさ、対応の良さを重視して学校を選びたい場合にはおすすめできるでしょう。

「小・中・高とお世話になりましたが、総合的に良い学校だったと思いますよ。いじめにも毅然とした態度を示し、必要があれば退学勧告。隠すことなく状況を学年保護者会で報告して下さり、風通しの良い学校だと思いました。」
「まったくないわけではない。が、いじめに対しては先生もきちんと対応している印象。」
成蹊中学校は小学校から大学までの一貫校なので、ほとんどの人が内部進学で成蹊高校に行くようです。高校から大学へ行く際には、内部進学よりも外部受験する人が多いため、将来の選択肢も固定されることはないでしょう。

「高校は内部進学がほとんど。高校から大学は、逆に2割程度しか内部進学せず、将来の目標に合わせて外部の大学に進学出来ている。」
「卒業後の進路は、ほとんどの生徒が成蹊高校に行きます。高校は通過点で将来の目標に向かって進んでいます。」
敷地が大学と一緒になっていることから、施設や設備がかなり充実しているようです。部活動を頑張りたいお子さんにも合っているでしょう。充実した設備を利用して練習に励めます。

「スポーツ面では、屋内プールや400m全天候性グランド、野球、テニスコートを備える。音楽講堂や生物棟など専科にあわせた施設がある。」
「私立なので施設は充実。吉祥寺とは思えないほどの敷地内にある。」
「どの部活も目標を持って頑張っています。文武両道で、素晴らしいです。」
「運動場、テニスコートなど10数面もあり、テニスは城西地区の大会が行われている」

引用元:
https://www.minkou.jp/junior/school/review/8075/
https://www.inter-edu.com/forum/read.php?1234,809963

まとめ

成蹊中学校は戦前からある歴史の長い学校です。国際学級があり、普段から帰国子女の生徒と接する機会が多いので、将来国際舞台で活躍したいお子さんに向いているでしょう。施設や設備が非常に充実している点も大きな魅力です。

 

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