成城中学

生徒が生き生きと学べる成城中学校の基本情報や受験情報

成城中学校は東京都新宿区にあります。明治18年創立の歴史ある男子中高一貫校で、校訓・学習15則などの教えがあり堅実な校風が感じられます。歴史があるだけに勉強ばかりの学校かと思いきや、そうでもないようです。成城中学校がどんな学校なのか調べてみました。

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成城中学校のデータ

まずは成城中学校の基本データからみていきます。

・制服

成城中学校の制服は「黒の5つボタン」であればいいのですが、多くは学ランを着用しています。ボタンは校章入りのものに付け替える必要があります。詰襟が基本です。靴は黒の短革靴という決まりがあります。通学用カバンは自由なので、指定カバン意外でも使用可能です。

夏は市販のシャツでいいのですが、シャツの胸元に校章の三光星ワッペンを付けるようになっています。ワッペンは学年によって色が違い赤・青・緑があります。スラックスは黒なら市販のものでも構いません。

・教員、生徒数

成城中学の教員数は、専任教諭約70名、非常勤講師約40名になっています。
生徒数は各学年260~290名程度で、1クラス37~42名で構成されています。各学年7クラスずつあります。

・教育課程

成城中学校は3学期制です。1科目につき50分授業で、週34時間学びます。自学自習を習慣化させ、人から指示されなくても自分で考え、行動できるように指導してきます。

英会話の授業はALTによる授業を行うほか、海外大学と連携したプログラムや研修に参加することもできます。

補習を前提とした授業はしないため、自主性が欠かせません。高いレベルになると中学レベルを超えた内容も多くなっていきますが、わかりやすく砕いて伝え、丁寧に授業を進めます。
職員室には、質問をしに来る生徒で溢れていますが、開放的でいい雰囲気があります。成績不良の生徒は居残り補習があるほか、学期末テストの結果などにより指名制補習も行います。家庭での自主学習が習慣化しないと、部活動にも参加できません。

・施設

各教室に冷暖房が完備されています。また、加湿器・熱交換換気・CO2濃度センサー・自動調光機能も備えてあるので、快適な学び舎といえるでしょう。

職員室、自習室、進路指導室がワンフロアになっています。分からないところを先生に聞きやすくなっていて、先生と生徒の距離が近いことも成城中学校の魅力になっています。

英語の授業で使用するEnglishRoomでは、ペアになって取り組む授業の際にも使いやすい長テーブルを使用します。屋外プールは温水ですが5月下旬から9月末までの使用になっています。グラウンドは人工芝で擦り傷になりにくいものを使用しています。自習室は70席もあり、チューターが常駐して19時まで利用可能です。

・部活動

部活動は中1の参加率100%です。中学全体では90%を超え、文武両道で活動が盛んです。一部の部活動は中高が一緒に活動しています。

運動部には、自転車競技や体操、ラグビーなどもあります。文化部は吹奏楽、鉄道研究、科学、演劇などが活動しています。陸上競技や速記、相撲は全国大会出場の実績を持っています。

・行事

林間学校や臨海学校を最初に始めたのは、ここ成城中学校です。
仲間との交流をはかり、その中でリーダー教育や、下級生の面倒を見るといったマネジメント能力なども育てます。
文化祭は9月に行われ、生徒会が中心となって運営します。10月の運動会や遠足、視聴覚行事、マラソン大会、修学旅行など、行事は年間を通してあり、楽しみも広がっていきます。

成城中学校の特徴

成城中学校の特徴は、どのような所にあるのかをみていきましょう。

・グローバルなリーダー教育

成城中学校では、勉強や人間関係、運動も全ては基礎・基本の上になっているものと考えています。ゆえに中1中2の「基礎学力養成期」が非常に重要で、教わる姿勢から自ら学ぶ姿勢へとシフトチェンジが求められます。

成城中学校で継承されている「校訓」や「学習十五則」「自学自習」などを軸に、グローバル時代に求められる力を育てるため、学校全体で成城版グローバル教育を推進しています。

・単元別の先取り授業

成城中学校の単元別先取り授業とは、授業ごとに生徒の理解度をみながら、高校の学習内容に取り組むことです。単に授業を早く教えるだけの詰込み方式ではないので、応用力や基礎の大切さを理解しながら学習できます。

・計算練習特化で基礎力を養う

数学の計算力の低下を解消するため、成城中学校では計算問題中心の特別授業を実施しています。3名の教員が添削指導し、生徒のレベルに合わせて徐々に難易度を上げていく授業です。

・自学自習のための補習によるサポート

補習がない学校もありますが、成城中学校では補習があります。生徒が理解できるレベルでの指導をして自信をもってもらえるようにします。
分からない箇所があっても、生徒は教壇や職員室で懸命に質問を繰り返しています。それでも、成績が上がらず悩んでいる生徒に定期テスト後の指名制補習も実施します。

成城中学校の学費

成城中学校への入学を考えている方が、一番知りたいのは学費かもしれません。成城中学校の学費は以下のようになっています。

・入学金 280,000円
・授業料 420,000円
・その他
施設費 50,000円
維持費 132,000円
その他 29,600円

試験は3回になっています。受験料は1回につき25,000円です。(2回同時出願で35,000円、3回同時出願で45,000円)
選抜は4科目、国語・算数・社会・理科の総合320点満点から判定し、面接はありません。

成城中学校の受験

成城中学校の受験の前に、偏差値や倍率もチェックしてみましょう。

・偏差値

成城中学校の偏差値は以下の通りです。

成城中学校
[私立/男子]64
引用:東京都中学偏差値ランキング2018
http://momotaro9.boy.jp/indextoukyouto.html

偏差値64クラスになると、競合校が結構多くなってきます。このレベルならどこでもいいと決めてしまわずに、しっかり気になる学校の内容を見極めて応募するようにしましょう。

・倍率

成城中学校の倍率を見てみます。過去5年間を振り返って比較してみました。

平成26年 1回2.8  2回3.0  3回5.7
平成27年 1回3.0  2回3.4  3回4.8
平成28年 1回2.8  2回3.0  3回9.1
平成29年 1回2.9  2回3.0  3回5.1
平成30年 1回2.7  2回2.9  3回5.5

小さいなが倍率が変化しています。また来年も、どんな風になるかの予想も立てにくいですが、おおよそ平均値であることが考えられます。

・受験情報

成城中学校の出願方法はインターネット出願のみとなっています。窓口や郵送での出願は受付してもらえませんので十分注意して下さい。

出願期間は1~3回にかけて同日スタートですが、締め切り日は少しずつずれがありますので、確認を忘れないようにしましょう。

受験料の支払いは、クレジットカードやコンビニ払いなどが主流になっています。ペイジーでの支払いも可能です。期限までに納付できないと受験できませんので、うっかりしないように十分注意しましょう。

成城中学校の評判や口コミ

成城中学校の評判はどうなっているのか気になります。実際に成城中学校を卒業した本人や親御さんの声を覗いてみましょう。

我が子は成城に通っているので、城北さんと比較しては思い浮かばないのですが・・・
魅力は、 駅から近いし繁華街を通らない。どの地域からも通いやすい。寄付金もなく費用が安いけど環境が整っている。校長先生が尊敬信頼できる。先生方が優しい。保護者の負担が少ない。ってことでしょうか。 高校募集を止めることになったので、これからまた変化があると思います。
引用:inter-edu
https://www.inter-edu.com/forum/read.php?421,4587556

基本ルールはありますが、自由な校風の男子校です。保護者の方がしっかりした方が多く、安心です。校長先生が5年ほど前に交代してから、さまざまな改革が行われ、特に力をいれているグローバル化では、夏休みに校内に外国人大学生を招き、連日英語のみの時間を過ごす「エンパワーメントプログラム」が実施されるようになり、留学に興味はあっても躊躇する家庭が多いなか、疑似体験ができ、費用もお安く非常に人気があります。その経験を通じて語学学習の重要性、海外留学に目覚めたり、世界も意識した具体的な将来を考える生徒が増えたように思います。近くの駅などで見かける生徒の風貌が、数年前とは変わりかなり良い感じの子が多くなったと思います。
引用:みんなの中学情報
https://www.minkou.jp/junior/school/review/7518/

教員になりたくてなったような先生が多く、職業意識は高いと思います。ただ、校風が大らかなのと似て、先生の対応も大らかなので、女性の親が思うような「学級」指導かというと、そうではないこともあるかもしれません。ただ男親にそれを話すと「それで充分」といいます。教科指導は、同じ教科でも複数の担当がいるので、教えかたが自分に合う先生、合わない先生はあるようですが、6年間大部分の先生が持ち上がるので、相性の良い昨年担当の先生に質問したりでき先生との距離は近く、特に問題は感じません。

引用:みんなの中学情報
https://www.minkou.jp/junior/school/review/7518/

成城中学の自由な校風が人気でもありますが、周囲からは素行の問題も心配される声がみられました。しかしながら、実際に通学している方々は学校の良さを十分に感じているようです。アクセスの良さも遠方から通う方には嬉しいメリットです。

まとめ

成城中学校は、歴史がありながら堅実な校風がありますが、授業内容などにも新しいグローバル化を取り入れ、生徒が積極的に学び合える学校のようです。

今日、自分では何も決められない子どもが多くなっています。自己判断することに臆病になっている子は、発信することも考えることもやめてしまう傾向があります。しかし、成城中学校ではしっかりと自立ができる教育をしてくれるようですので、一皮むけてこい!という気持ちで送り出してあげたいですね。

 

中学受験をお考えの方は、受験情報とは別にこちらの体調管理やインフルエンザ対策ページもご確認ください。

 

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