武蔵高等学校中学校

自由と自立の中高一貫校『武蔵高等学校中学校』をチェックしよう!

武蔵高等学校中学校は東京と練馬区にある男子中高一貫校です。自由と自立をもって自分を磨き、自分が学んだものを社会に還元できる人間育成が目標になっていて、体験型の校外実習なども多くなっています。失敗を財産にして成長を続ける努力をするという懐の深い学び舎です。そんな武蔵高等学校中学校の受験に必要なデータをまとめました。

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武蔵高等学校中学校のデータ

まずは、武蔵高等学校中学校の基本データからみていきましょう。

・制服

武蔵高等学校中学校の制服はありません。あまりに奇抜なものに関しては教員の指導を受けることがありますが、良識をもった生徒も多く、TPOに合った服装を選ぶようなスタイルになっています。

自由な校風の為、いろいろな所で一般常識的な思考も必要になってきます。中には、欠席するのも自由と捉える方もあるようですが、それは違います。欠席等には厳格な基準を設け、進級にも関わるものとして重視されています。

・教員、生徒数

教員数は、中学高校合わせて専任52名、講師54名(うち第二外国語講師15名)となっています。中学高校と先生が分かれていません。高3を指導した後に中1の指導をしたりすることもあります。

この先に何があるのかを考えながら指導できるため、より効率的で細やかな指導が可能になっています。

・教育課程

武蔵高等学校中学校では中1~高2まで、クラスを分けて分割授業がなされています。クラス分けは習熟度別ではありません。名簿順で分けられています。分割授業では、さらに内容を詳細に理解できるように指導されます。

基礎から応用へ、応用から発展へと繋がっていくカリキュラムを組み、1年生の間は​学ぶことへの姿勢から指導します。自分で疑問を持ったことを解明する楽しさを体感する授業をし、学ぶことへの苦手意識などを取り去っていきます。

・施設

武蔵高等学校中学校には大学や高校も同じ敷地内に配置しています。敷地内は緑豊かな場所が多く、落ち着いて集中力を保てる空間が広がっています。
敷地を流れる川が東西にのびていて、北は大学・南は高校と中学が使用するようになっています。図書館や音楽室なども不足なく揃っているので安心です。

・部活動

部活動への参加も強制ではありません。しかし、大部分の生徒が部・同好会に入部しています。生徒数のわりには部の数も十分で、生徒の自主的な活動の場として考えられています。

運動部も文化部もそれなりの結果を残しています。夏休みなどの長期休暇には、合宿もしながら積極的に活動しています。教員はこれらの自主的な活動を援助するために、部に所属します。

・行事

武蔵高等学校中学校では入学した4月から月ごとに行事があります。行事の内容は以下の通りです。

4月 入学式・始業式・創立記念日・記念祭
5月 学校山林遠足(中1)・中間試験・模擬試験
6月 行事なし
7月 期末試験・歌舞伎教室(中3)・特別教室・山上学校(中1)・海浜学校(中2)
8月 行事なし
9月 2学期始業式・ホームカミングデイ・模擬試験
10月 体育祭・中間試験・防災実習(中3)
11月 天文実習(中3)
12月 期末試験・特別授業・地学巡検(中1)・冬季スキー教室
1月 3学期始業式・模擬試験
2月 中学校入学試験・強歩大会
3月 期末試験・特別授業・春季スキー教室・3学期修了式・卒業式

4月に行われる記念祭とは、一般的にいう文化祭のことです。武蔵高等学校中学校では旧制高等学校時代からの呼び方を引き継いでいます。研究発表や教師出品の書道展などもあります。
伝統のある記念祭も最近ではお祭り色が強くなってにぎやかです。他校からの来場者とのコミュニケーションもでき、生徒主体の活動に成果が伴ってきています。

武蔵高等学校中学校の特徴

武蔵高等学校中学校の特徴には、どのようなものがあるのでしょうか。

・基礎から応用まで学力を伸ばす教育

武蔵高等学校中学校では、5教科における段階的な学習が6年間を通して生徒をステップアップさせていきます。例えば国語なら、中1中2で原典に触れながら本に親しむことからはじめます。中3高1では多様な文章を読みこんでいき、高2高3で自ら調べ発表する力を備えていきます。

どの科目にもこのステップアッププログラムがあり、学力向上と定着に効果を発揮しています。

・国際社会への好奇心を広げる第二外国語

第二外国語は中3から総合的学習としてスタートします。ドイツ語やフランス語、中国語や韓国朝鮮語などがあります。

高1からは中級、上級コースを選択できるようになっていて、様々な国際社会での出来事にも関心を寄せるようになっていきます。

どの言語も少人数制で授業がありますから、会話の他にも料理や芸術などといった方法でどんどんふれあいながら体験していくことができます。上級者は国外研修制度もあります。

・枠にとらわれない特別授業

武蔵高等学校中学校には、年に数回特別授業があります。期末試験後に開催されることが多く、たくさんの刺激をもらえる有意義な学習が人気です。

中学生対象の特別授業には、過去に「護身術」「差別の話」「貿易ゲーム」「日本の神話」「名前について」などのお題がありました。

中には落語鑑賞や碁学入門などもあり、興味の薄い分野でもしっかり知り得ることで、自分の糧になることを体感することができます。

・自然から学ぶ校外学習

中1を対象にした山林学校や地学巡検、中2を対象にした海浜学校、中3を対象にした天文実習など、多くの校外学習があります。

自然から学べることはもちろんですが、友人との親睦を深める武蔵高等学校中学校の伝統行事にもなっています。かけがえのない時間や経験を得ることができます。

武蔵高等学校中学校の学費

武蔵高等学校中学校に入学すると、どのくらいの費用が必要になってくるのでしょうか。

・入学金 370,000円
・授業料 520,000円
・その他
維持費 300,000円
保護者会費 14,400円
校友会費 8,200円

これらの他にも、校外学習などに必要な預け金があります。学年別預け金の金額は、次のようになっています。

中1 65,000円
中2 72,000円
中3 18,000円
高1 40,000円
高2 31,000円
高3 36,000円

この金額は、新旧と同時に繰り越されますので、年度ごとに集める金額にも変化があります。制服などの費用がないにせよ、私立中高一貫校の中では100万をきっていますから、リーズナブルなのかもしれません。

武蔵高等学校中学校の受験

武蔵高等学校中学校を受験しようか検討中の方は、受験要綱をしっかり確認してミスのないようにしてください。

・偏差値

武蔵高等学校中学校
[私立/男子]72
引用:東京都中学偏差値ランキング2018
http://momotaro9.boy.jp/indextoukyouto.html

偏差値70~73のうち、ベスト3にランクインしています。

・倍率

武蔵高等学校中学校の過去6年間の実質倍率をみてみましょう。

2018年 2.9倍
2017年 3.1倍
2016年 3.2倍
2015年 2.8倍
2014年 3.1倍
2013年 2.4倍

毎年安定した感じがありませんから、いきなり倍率が上がったり下がったりしています。来年どうなるかは予想がつきにくい感じがあります。

・受験情報

武蔵高等学校中学校の試験内容は筆記試験のみで、面接はありません。受験料は25,000円です。
・2月1日 試験日
・2月3日 合格発表
・2月5日~6日 入学手続き

となっています。
入学後に経済的理由で困窮することがあれば、「武蔵高等学校中学校奨学金」が適応される場合があります。自己申告制で、審査の上で選定されます。この奨学金は20%が給付、80%が無利子貸与となります。卒業して1年がすぎてから返済はスタートします。12年間の間に支払っていく形です。

武蔵高等学校中学校の評判や口コミ

武蔵高等学校中学校の評判には、入学した人でないと分からない魅力もあるようです。受験に必要な学問だけを得たいなら、武蔵高等学校中学校でなくてもいいかもしれません。

とにかく自由です。中学生なのに大学生になってしまったようです。勉強面もかなり高度です。特に数学は高度です。積極的で精神的に大人の中学生にはとても居心地がいい学校だと思いますが、精神的に未熟でまだ小学生から抜け出せていない子供の場合、とても戸惑って、どうしていいのか不安に感じることもあるかもしれません。
引用:みんなの中学情報
https://www.minkou.jp/junior/school/review/7878/

教師が良くても、最後は子供のやる気がすべてなので、何とも言えないが、教養を深める授業をしてくれる。大学入試に直結していない分、本人の意識も持ち方でいくらでも可能性が広がると思う
引用:みんなの中学情報
https://www.minkou.jp/junior/school/review/7878/

自由でアカデミックな校風で、求めれば思う存分、学ぶ環境がある学校。その環境をどう活かすかは本人次第。学校側は生徒を信じており、多少の失敗には目をつぶり、むしろ失敗から自ら学ぶことを期待する学校。武蔵の教育方針を知り、校長先生の話を聞いて、自分自身の教育の考え方も変わった。中学受験時には、親として子どもが全力で走れるように先導し、ナビゲーションし、極力障害物を取り除いてきたが、武蔵の教育は先導するのではなく、セーフティーネットを準備しておき、後は生徒本人に任せるイメージ。保護者も学校と子どもたちを信用しており、保護者会も内容・頻度ともに負担ないレベル。
引用:みんなの中学情報
https://www.minkou.jp/junior/school/review/7878/

大学受験に向けて合格だけをゴールにしたような勉強の仕方は、ここ武蔵高等学校中学校にはなさそうです。もちろん全く役に立たないわけではありませんが、多感な時期だからこそ学び得たいものを、数多く学ばせてくれる学校が武蔵高等学校中学校です。

まとめ

自由、自立、制服がないなどといった学校は、時に誤解を受けやすい傾向があります。武蔵高等学校中学校も例外ではありませんが、高いレベルのカリキュラムで着実に前進できる学校です。たくさんのことを学びたい!という意欲ある方におすすめです。

 

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