海城中学校

受験先を決める前に要チェック!海城中学校の基本情報

「新しい紳士の育成」を掲げ、公正かつ自由に意思の決定を行える生徒を育てることに注力している海城中学校。創設者は古賀喜三郎氏、1891年に私財によって海軍予備校を設立したのがこの中学校の始まりです。 創設者が開校式の演説で語った「国家・社会に有為な人材の育成」の精神を大切にし、学力だけではなく人間力も持った大人になるよう指導しています。ここでは、そんな海城中学校の詳細データについて紹介します。

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海城中学校のデータ

まずは、海城中学校の基本データについてみていきましょう。

・制服
海城中学校の制服は、オーソドックスな学ランです。

・教員、生徒数
生徒数は1~3年各8クラス、1学年約330名、全体で1,000人近く在校生がいます。

・教育課程
海城中学校では、系統学習と総合学習をバランスよく実施しています。系統学習によって、知識や教養をきちんと養い、生徒の探究心を育てる総合学習によって、問題を解決できるよう学力を育てているのが特徴です。

2年生からは、文系と理系に分かれて学習を行います。3年生になると、ほとんどが受験対策の学習となるようです。

・施設
敷地内には5つの校舎があり、その他体育館、カフェテリア、プールといった施設もあります。グラウンドは全面人工芝となっており、子どもが活動しやすい環境を整えています。

校舎はさながらマンションのようで、生徒が学習に集中できる環境をしっかり整えているといえるでしょう。

・部活動
部活は運動部、文化部、同好会があり、中学・高校をあわせると45を超える部活動があります。ただし、進学校のため勉学の方に力が入っており、運動部をはじめとする部活動はそれほど活発ではないようです。

・行事
入学式が終わった後に、3年生は芸術鑑賞会、1年生は安全ワークショップがあります。5月には3年生の校外研修、7月には1年生の宿泊研修があります。

8月に入ると、2年生を対象としてイングリッシュキャンプが行われます。9月には海城祭(文化祭)と体育祭があり、10月に3年生の修学旅行、11月は1・2年生芸術鑑賞会、12月にスキー教室、3月には中学かるた大会、中学社会科卒論発表会、中学海外研修等、学習に関する行事が目白押しとなります。

海城中学校の行事は、学習に関する物が多いという特徴があります。生徒たちが楽しみながらも学習ができるよう、進学校ならではの工夫が施されているようです。

海城中学校の特徴

ここからは、海城中学校の学習に関する特徴をみていきましょう。

・学習指導
海城中学校のカリキュラムは、中高一貫の6年間を3つに区切り行われています。中1・中2の1期では、学習週間を確立させることを目標とし、中3、高1の2期は基礎学力の確立、高2・高3の3期には、大学受験に対応できる学力を完成させます。

教科教育では、教師から生徒へ一方的に知識を伝達させるようなやり方ではなく、学問の面白さや美しさに触れられるような指導をしています。特に生徒の主体性に注力し、ディスカッションやプレゼンテーションも学習の中に織り込まれているのが特徴です。

・グローバル教育
グローバル教育とは、社会や学習環境の急激なグローバル化に対応するための教育のことです。国際社会でもリーダーシップをとれるよう、世界の文化に触れながら自分の意見を持ち、伝えられる、そんな指導をしています。

国境に関係なく、広い視野を持って物事を理解すること、異文化へ興味を持ち積極的に理解すること。主体的に生きられる能力を伸ばすこと、自分の意志を明確に伝えられるスキルを持つこと、この4つを目標に掲げ教育を行っています。

海城中学校の学費

海城中学校の入学金を含める学費については以下の通りです。

・入学金
入学金は300,000円です。

・授業料
授業料は1期205,000円、2期164,000円、3期123,000円の合計492,000円が年額です。

・その他
生徒会入会金200円、PTA入会金2,800円、講演会入会金4,200円、いずれも初年度のみ必要です。

生徒会会費6,000円、PTA会費4,220円、後援会費6,780円、PTA特別会費12,000円、スポーツ共済掛金460円、海城学園安全会費1,500円がそれぞれ年額かかります。

さらに入学後200,000円以上の寄付が必要です。合計すると、入学初年度には1,230,160円必要となります。

海城中学校の受験

海城中学校の偏差値を含めた受験情報については以下の通りです。

・偏差値
71
※最新!全国中学偏差値ランキング2018
http://momotaro9.boy.jp/tyuugakuhennsatirannkinngu.html)より引用

・倍率
2.4~2.7

・受験情報
一般入試の試験は2回、それぞれ145名の募集となっています。科目は国語・算数・社会・理科の4科、受験料は25,000円です。合格発表はインターネット発表のみとなり、校内掲示はありません。

帰国生入試の試験は1回で、30名の募集となっています。試験方法は2種類あり、A方式は算数・国語と面接、B方式は算数・国語・英語と面接です。B方式の英語は自由記述の作文問題となっており、面接時には日本語でのスピーチをしなければいけません。受験料は25,000円、合格発表はインターネット発表のみです。

海城中学校の評判や口コミ

ここからは、海城中学校の気になる評判や口コミについてみていきましょう。

2016年10月投稿『楽しく充実できる男子校』
総合評価
生徒数が多すぎる。人数の割に食堂が小さくて使いづらく、中学生がほとんど使えない。
先生が、よく子供をみてくれる。
学習環境
充実してるけれども、強制ではないので親が注意していないとあまり子供自らは行こうとしない。
進学実績
来てる子のレベルが高く、みんなが張り合って頑張れるために実績はついて来ている。
施設
図書館の本がいろんなジャンルで充実しているために、とても使いやすい。
部活動
勉強が充実してる分、どうしても部活動(運動部)がないがしろにされやすい。
いじめの少なさ
とくに目立ったようないじめは聞かない。
先生達も温厚な人が多い。
校則
校則はないに等しく、縛られすぎずとてものびのびと育つことができると思う。
制服
学ランであるために好みがあらわれると思う。個人的には好みである。

※みんなの中学情報 東京(https://www.minkou.jp/junior/school/review/7527/)より引用

2016年10月投稿『自己責任でなんでもできる』
総合評価
自主性を尊重し、また最近では、グローバル対応にも力を入れているので帰国生の子供にはすぐに順応できた。
学習環境
レベルの高い友達が多く、また家庭環境も良いようなので、いい刺激を受けているようだ。
進学実績
難関国公立大への合格実績は年によって波があるものの、高い実績をキープしている。
施設
都心の立地でありながら、敷地もゆったりしており、設備も近代的で問題ない。
部活動
進学校なので、運動系はなかなか勝ち抜くのは難しそうだが、それなりの実績は残している。文科系は全国レベルのクラブがいくつかある。
いじめの少なさ
いじめらしい問題もなかったわけではないが、あまり深刻ではなく、仲は良さそうに思う。
校則
特に負担に思う校則はないようだ。生徒のレベルが高いので、あまり縛る必要もないように思う。
制服
あまりに一般的。「可もなく不可もなく」という言葉がふさわしい。

※みんなの中学情報 東京(https://www.minkou.jp/junior/school/review/7527/)より引用

まとめ

進学する子どもに有利な中高一貫校である海城中学校では、単なる受験対策の学習ではなく、将来的に世界で活躍できる人材を育成するための環境がそろっていることがわかりました。

受験対策となる教科学習、世界に通ずる人材を育てるグローバル学習、そして学習効果の高い年間を通しての課外学習と、さまざまな学習に集中できる学校です。生徒本人の自主性も大切にしているので、もともと自分の意見をしっかりともっている子どもに向いているでしょう。

このように学習環境については全く問題がありませんが、その分部活動は手薄なようです。また、制服もオーソドックスな学ランで、物足りなさを感じることもあるかもしれません。

 

中学受験をお考えの方は、受験情報とは別にこちらの体調管理やインフルエンザ対策ページもご確認ください。

 

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