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日本文化と歴史、国際教養を育む「学習院女子中等科」

学習院女子中等科は明治期の華族女学校が前身の、歴史のある学校です。品性と知性を身につけることを教育方針に掲げ、国際教養も十分に取り入れています。そんな伝統校である学習院女子中等科の基本データと魅力を確認してみましょう。

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学習院女子中等科のデータ

学習院女子中等科の基本データを紹介します。

制服

学習院女子中等科の制服はセーラー服です。首元に校章が入ります。

教員、生徒数

2017年5月1日時点の教員数は、教頭2名、教諭58名、養護教諭1名、講師2名、教育補助嘱託2名、非常勤講師等28名の計93名です。なお、非常勤講師等以外の教員は、他学習院の教員も兼任しています。

2018年4月時点の生徒数は、1年197名、2年188名、3年181名の計566名です。

教育課程

学習院女子中等科の週次の教育課程です。

1

2

3

国語

5

5

社会

4

4

数学

理科

4

4

音楽

2

美術

保健体育

3

3

技術家庭

2

英語

道徳

1

1

1

HR

1

1

1

英語のうち週1時間は、総合的な学習に充て、国際理解のための教育を展開している他、週1時間別に校外での総合的な学習を取り入れています。

施設

日本画教室・工芸教室・西洋画教室などの用途に合わせた美術教室、化学実験室・物理実験室・生物実験室・地学実験室の豊富な実験室も完備しています。さらに、明治から昭和にかけての歴史を感じる建造物も学習院女子中等科の魅力です。

部活動

運動部

ソフトボール部、ダンス部、テニス部、バスケットボール部、バドミントン部、バレーボール部、剣道部、卓球部、水泳部、陸上競技部

文化部

E.S.S.部、アニメ・まんが研究部、コーラス部、ブロックフレーテ・アンサンブル部、仕舞部、写真部、化学部、史学部、国際交流部、手芸部、放送部、文芸部、料理研究部、日舞部、書道部、演劇部、生物部、美術部

同好会

ボランティア同好会、手話同好会、野外活動同好会

同好会含め31の部が活動しています。学習院女子中等科は部活動への自由度が高く、運動部と文化部1つずつ、文化部2つまでなら重複して所属することが可能です。

行事

学習院女子中等科の主な行事です。

4

入学式、球技会

5

修学旅行、遠足、講演会、中間考査

6

附属戦、中等科・授業参観

7

みなかみ自然学校、イートン・サマースクール

8

中等科沼津臨海学校、クラブ合宿、オーストラリア交流プログラム

9

漢字読み書き調査、運動会

10

八重桜祭、中間考査、開院記念日

11

芸術鑑賞会

12

期末考査、お茶会

1

-

2

中等科百人一首大会

3

学年末考査、送別学芸会、卒業式、中等科スキー教室

日本の文化や歴史を体験・学習できる行事が特徴です。夏期の7~8月は体験学習を重視しており、中1は林間学校での自然体験、臨海学校での自然体験(中2と中3の希望者)、イギリスの名門校イートンでのサマースクール(中3一部)があります。

学習院女子中等科の特徴

学習院女子中等科の特徴は、下記特別講習であるイートンサマースクールを実施していることです。学習院女子高等科の学生と中等科3年の計40名が、毎年7月下旬から8月上旬にかけてイギリスのイートン校へ渡ります。約3週間の海外研修プログラムです。

宿泊先はサマースクール先であるイギリスの名門イートン校。午前中は英語の授業を受けます。午後は、小旅行やさまざまなアクティビティを実施。オックスフォードや大英博物館など著名な施設も訪問します。

2017年のイートンサマースクールでは、ウィンザー城への小旅行、ロンドン五輪会場でのボート体験、タレントショー、スコーン作りなどが実施されました。英語学習だけでなく、イギリスの文化や歴史を学べる貴重な体験です。学習院での今後の学習へ繋げます。

なお、イートンへは女子部専任教諭も同行するため、はじめての海外や長期宿泊でも安心です。

学習院女子中等科の学費

学習院女子中等科2017年の納入金によると、年間の学費は約950,000円、初年度は入学金を含め約1,250,000円です。その他制服などの費用もあるので1年次は1,300,000~1,500,00円程度をみておくと良いでしょう。具体的な学費の内訳を紹介します。

入学金

学習院女子中等科の入学金は300,000円です。入学手続き時に納入します。入学金の返還はいかなる理由でもありません。

授業料

1

2

3

授業料

658,000

658,000

658,000

※在学中に変更になる可能性があります。

授業料は4月と9月に分納します。希望であれば4月に一括納入することも可能です。

なお、学習院女子中等科では、在学中に家計状況が急変するなどで学費支払弁済が困難になった場合、一部または全額を給付する奨学金制度もあります。

その他

授業料以外の学費の内訳です。

1

2

3

維持費

272,000

272,000

272,000

父母会費等

13,000円

13,000円

13,000円

285,000

285,000

285,000

※在学中に変更になる可能性があります。

施設維持のための費用と、一般的な学校のPTAにあたる父母会費等の支払いが毎年あります。

学習院女子中等科の受験

学習院女子中等科の受験について紹介します。

偏差値

中学偏差値情報(http://momotaro9.boy.jp/indextoukyouto.html)によると、学習院女子中等科の2018年の偏差値は67です。

倍率

学習院女子中等科の入試には、一般入試(A入試・B入試)、帰国生入試があります。2018年のそれぞれの実質倍率は、A入試が2.2倍、B入試が4.9倍、帰国生入試が2.4倍でした。なお、外部からの入試による合格者以外で、学習院初等部からの59名の進学予定者がいます。

受験情報

一般入試にはA入試とB入試があります。入試の内容は共に筆記試験と面接で同様ですが、募集人数と日程が異なる入試です。A入試は募集人数90名、B入試は40名で、B入試の方が倍率は高い傾向にあります。

なお、一般入試の筆記試験は国語・算数・理科・社会の4教科。国語と算数は100点満点で、理科と社会は60点満点で採点します。面接は13時ごろより実施。入試では生徒だけの面接が一般的ですが、学習院女子中等科では受験生と保護者1名の面接です。当日は生徒だけでなく保護者もついていく必要があります。

なおA入試とB入試は、両方受けることも可能です。A入試とB入試のいずれかであれば受験料30,000円、両方受ける場合は受験料60,000円がかかります。

帰国生入試は、海外在留の条件を満たした児童のみが出願可能な入試です。募集人数は15名で国語と算数の筆記試験に、作文、面接があります。面接は日本語ですが、筆記試験と作文は国語と英語のいずれかから選択可能です。

一般入試と帰国生入試いずれも親元から学校に通えることが条件なので注意しましょう。

学習院女子中等科の評判や口コミ

学習院女子中等科の評判はどうでしょうか。保護者と在校生の口コミの一部を紹介します。

まず保護者からの口コミです。

“伝統校でお嬢様学校と思われている人がおおいかもしれませんが、とっても活発で、部活動もたくさんあり、色々な試合で良い成績を収めています。勉強も大学までエスカレーターですが、きっちりと宿題もあり、テストで点が悪かったら再テストや補講もあります。試験は、中学入試の回答を見ればお分かりのように、書かせるものがたくさんあります。単なる詰め込みで単語を覚えるのではなくて、いかに自分はどう思うのか考えてそれを紙にまとめるという問題が多いです。風紀に関してもきっちりとしています。特に、スカート丈に関しては、とっても厳しくて、3度注意されると親も呼び出されるというルールがあります。それだけ、制服でどの学校かわかってしまうので、あまりにスカート丈が短くて学生らしくない振る舞いはやめるように、先生から、保護者会の旅によく言われます。”
引用元:https://www.minkou.jp/junior/school/review/7530/

“大学の付属であることに加え、推薦枠のある大学が多く、進学には有利だと思います。また、国立大学を受験する人も少数ですがおり、切磋琢磨しながら有名大学に合格しています。”
引用元:https://www.minkou.jp/junior/school/review/7530/

“伝統ある学校で、お嬢様学校のイメージからうちのような庶民がなじめるか心配でしたが、杞憂でした。思った以上に素晴らしい学校で、ここで六年間学ばせてもらえるのは本当に幸せだと思います。“
引用元:https://www.minkou.jp/junior/school/review/7530/

華族女学校が前身であることからお嬢様学校のイメージを持つ方もいますが、中等科からの入学生も多く一般的な私立中学校と大きくは変わらないようです。また、学習院は大学もありますが、エスカレーター式で入学するだけでなく外部の大学の推薦を狙うことも可能です。

保護者からの意見では、教育面だけでなく学校の雰囲気や風紀に関しても高い評価がありました。

次に、在校生の口コミを紹介します。

“中等科からの入学者は初等科からの入学者の2倍強おりますので、差別が横行することなんてありえません。
成長途中の子供たちなのでうまくいかないこともあるはずですが、自分たちでなかなか解決できないことが起これば、先生の素早いご指導がありますので問題が大きくなることはないと思います。“
引用元:https://www.inter-edu.com/forum/read.php?470,4663366,page=2

学習院は知名度のある家柄の子息が在籍していることでも知られていますが、中等科からの入学は一般家庭からも多いので心配しているような差別はあまりないようです。学校での的確な対策も垣間見えます。

まとめ

ご紹介した学習院女子中等科の情報をまとめると、
・伝統ある女子中学校
・短期留学により英語学習と多文化への理解を深めている
・林間学校や臨海学校など外での体験学習も充実
という学校であることが分かりました。

学習院女子中等科は、豊かな教養を育む校風が魅力です。学校を通してさまざまな体験ができる点も大きなメリットといえるでしょう。

 

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