青山学院中等部

青山学院中等部はどんな学校?

青山学院中等部は、東京都内の私立中学校の中でも歴史の長い学校です。大学の付属なので、中等部から入れば高校も大学もエスカレーターで進学できます。では、青山学院中等部はどんな学校なのか詳しく見ていきましょう。

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青山学院中等部のデータ

・制服

青山学院中等部の制服は、男女ともにブレザーです。男子の冬服は紺色で白いワイシャツの上に着て、紺色のネクタイを締めます。夏服はワイシャツだけで、ネクタイは自由です。

女子の冬服は白無地のブラウスの上にグレーのブレザーを着ます。ブレザーには襟はありません。チェック柄のスカートを穿きますが、色は自由です。夏服はブレザーなしでブラウスのみです。冬服と同様に、スカートは色が自由でチェック柄のものを穿きます。

・生徒、教員数

生徒数は1学年、253名から255名くらいで、男女比はほぼ半々です。3学年合わせると約760人で、各学年8クラスずつあります。
教員は専任教諭が43人と講師が23人です。

・教育課程

青山学院中等部の教育課程には、一般的な教科の学習の他に、聖書の時間が設けられています。1週間の授業日数は5日で授業時間は31時間あり、適度なゆとりを保ちつつも、しっかりと基礎学力を身に付けられるようなカリキュラムです。

・施設情報

プレイルームや屋内プール、コンピュータ室などの設備が設けられています。プレイルームは体育の授業や部活動など使用し、屋内プールは年間を通じて使用可能です。コンピュータ室は36台のパソコンがあり、技術家庭の授業の他に部活動でも使用しています。

・部活動

部活動は運動部が15種類ともっとも多く、芸術部が5種類と文化部が6種類あります。他に同好会が11種類あり、熱心に活動している生徒が多いです。

・行事

主な学校行事は7月の緑蔭キャンプや8月のオーストラリア・ホームステイプログラム、10月の運動会、などが挙げられます。11月には文化祭として中等部祭があり、毎年盛大に盛り上がっている行事です。11月にクリスマスツリー点火祭や、12月のクリスマス礼堂も開催されます。

青山学院中等部の特徴

・キリスト教教育

青山学院中等部はキリスト教教育を行っているのが大きな特徴です。毎週1時間ずつ設けられている聖書の授業は、道徳の振替科目という位置づけになっています。神に関することや聖書の解釈などについて学ぶ内容です。

さらに、青山学院中等部では礼拝を毎日実施しています。礼拝を行うことで、他者を大切にする気持ちも育んでいけるでしょう。

・国際交流

国際交流に力を入れている点も、青山学院中等部の特徴のうちの1つです。特にオーストラリアとフィリピン、韓国との交流が盛んで、オーストラリア・ホームステイや、フィリピン訪問プログラムなどを実施しています。

オーストラリア・ホームステイは毎年夏休みの時期に実施される行事です。ブリズベン近辺の中学生がいる家にホームステイし、その家の子どもと一緒に現地の中学校に通います。

そして、英語のレッスンはもちろんのこと、乗馬やカヌーなども現地の中学生と一緒に楽しめるのです。楽しみながら、国際交流ができて英語力も身につきます。

フィリピン訪問プログラムは、ホームステイまではやりませんが、実際にフィリピンに行って現地の中学生と交流を持つ行事です。フィリピンでは貧しい人も多く、厳しい環境で学んでいる中学生もいます。その現状をよく理解することが目的です。

韓国訪問プログラムでは、ソウルにあるキリスト教の学校の生徒の家にホームステイをします。日本と韓国で共通するところもあれば、違うところもあり、お互いに学ぶことは多いです。
中学生のうちに、海外の同年代の子どもたちと交流しておくことは、とても貴重な体験になるでしょう。

青山学院中等部の学費

・入学金

青山学院中等部の学費は入学金が32万円です。授業料は57万円ですが、1年生から3年生までどの学年も変わりません。施設設備料は2年生と3年生は23万円ですが、1年生だけ296,000円でやや高めです。

冷暖房料が12,000円、保健料が6,000円、後援会費が15,000円、学友会費7,000円、教材費が35,000円で、いずれも1年生から3年生まで変わりません。

旅行積立金は1年生と2年生は7万円ですが、3年生だけ6万円です。また、3年生は卒業積立金が3万円あります。

・授業料

年間の学費は1年生がもっとも高く、1,331,000円です。2年生と3年生は入学金がない分だけ、1年生よりも安く、100万円を少し切るくらいの金額です。

・その他

学費の他に制服代や指定用品代がかかります。制服代は男子が約45,000円で、女子は35,000円です。指定用品代は男女ともに約4万円かかります。

青山学院中等部の受験

・偏差値

「スタディ中学受験」によると、青山学院中等部の偏差値は64です。首都圏の私立中学校の中でも、難関の部類に入るでしょう。

・倍率

2018年度の受験者は男子が361人で女子が467人いましたが、合格者は男子が116人、女子が99人でした。倍率にすると、男子が3.1倍で女子は4.7倍です。

2017年度だと、男子の受験者が320人で合格者が114人、女子の受験者は444人で合格者が87人でした。男子の倍率が2.81倍で、女子の倍率は5.10倍です。

また、2018年度も2017年度も補欠者を男女ともに10人ずつ採っています。倍率がやや高めで、人気が高いことが窺えるでしょう。特に女子の倍率が高いのが特徴です。

・受験情報

青山学院中等部の入試は4科目の筆記試験のみで行われ、調査書の提出や面接などはありません。

試験科目は国語、算数、理科、社会で、配点は国語と算数が各100点。理科と社会は各50点です。合計点で合否が判定されます。試験時間は国語と算数が50分ずつで、理科と社会は25分ずつです。

合格発表は試験の翌日に行われます。中等部本校舎内の掲示板を見に行きましょう。入学手続きも合格発表の当日に行わなければならないため、印鑑などを事前に用意しておく必要があります。

青山学院中等部の評判や口コミ

青山学院中等部の口コミをチェックしてみると、校風が比較的自由で、校則もあまり厳しくないようです。ただ、女子のスカート丈と、スマートフォンなどの持ち込みに関しては厳しいという口コミがいくつか見られます。

「女子のスカート丈は何故か先生の目が厳しいです。寄り道がだめなのと、スマホは見つかった時点で大体2週間没収されるので気をつけた方が良いです。」
「スカート丈などもチェックされ、携帯やゲーム、漫画本など没収されます。」

内部進学で高等部に進み、さらに青山学院大学に進学したい人には向いているようです。あまりガツガツ勉強するような雰囲気ではなさそうなので、のびのびとした中学生活を送れるでしょう。

エスカレーターで大学まで行きたい生徒やその保護者の方からは評判が良好です。ただ、青山学院大学以外の大学に進みたい人の場合には、あまり向かないかもしれません。

「高等部に進学する人がほとんどで、他の学校に行くのはよっぽど頭が悪い人か、超優秀かどちらかです。その点では安心です。」
「そのまま付属で高校大学と上がっていく子が多いので、外部に出たい子は適していない環境だと思う。」
「大学までの一貫校という特徴があり、受験対策のみの勉強ではなくゆとりを持ってじっくりと教養を高めることができる。」
部活動を頑張っている生徒も多いようですが、活動日は1週間に2日のみのようです。ガッツリと部活をやりたいお子さんにはあまり向かないかもしれません。運動部に入っているお子さんの中には、十分な練習時間が取れずに、やや不満を抱いているお子さんもいます。

ただ、あまり本格的にではなく、楽しむ程度にスポーツをやりたいお子さんには、むしろ向いているでしょう。練習があまり厳しくなければ、スポーツに対して苦手意識を持っているお子さんでも、気軽に運動部に入れます。

「運動部も週2回しかなく、十分練習ができない。1年に1回入部ができる。」
「週2くらいの部活が多いようだ。個人で成績が良い子もいて、大会に出たりしているようだが、部活第一の学校ではない」

口コミ引用元:
https://www.minkou.jp/junior/school/review/7737/
https://www.inter-edu.com/forum/read.php?433,668582

まとめ

青山学院中等部は、国際交流が盛んなので、将来国際的な場面で活躍したいと考えているお子さんに向いているでしょう。

校風も比較的のびのびとしていて、楽しい中学生活を送れます。育ちの良いお子さんが多い学校なので、保護者の方は安心できるでしょう。

 

中学受験をお考えの方は、受験情報とは別にこちらの体調管理やインフルエンザ対策ページもご確認ください。

 

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