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大学受験の大敵「感染症」!体調管理の大切さを知ろう
大学受験は体調管理を無視して、がむしゃらに頑張ってはいけません。無理をして頑張っても「集中力の欠落」「冷静な判断力の低下」「疲労感の持続」という悪循環が生まれてしまうからです。しっかり食べて、しっかり寝る。この2つは体調管理の基礎ですから、24時間を駆使して時間の確保をしていきましょう。
■受験シーズンがピーク?感染症が増える時期
大学受験目前になって体調管理と騒ぎ立てても、実はすでに手遅れになってしまっていることも少なくありません。特に感染症の代表「インフルエンザ」などは、毎年センター試験のある1月に爆発的な感染力で猛威をふるいます。こちらのグラフをご覧ください。

インフルエンザ様疾患による集団事例の報告数(施設別)
引用元:http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/diseases/flu/flu/
2017年9月4日以降のインフルエンザ発生状況です。感染症のピークは毎年2月。1月~2月に急増するため、センター試験場には、インフルエンザ症状があり、体調が悪いまま試験を受けにくる人が中にはいるでしょう。
年末年始などの人混みに紛れて菌は拡散され、潜伏期間に入ります。感染していても症状がないまま人と接触するわけですから、どこでどんな風に感染していくのかを考えるのはナンセンスです。まずは、予防に徹しなくてはいけません。
■年代別罹患率は全体の中でも極小!
「受験シーズンに体調が悪いなんて、運がないだけ」という声もありますが、果たしてそうでしょうか。できる限りを尽くせば、感染は最小限に抑えられます。
先ほどのグラフからも、大学受験を目指す高等学校に通う年齢の罹患率がかなり少ないことが分かります。
これは、年齢を重ねるにつれ体調管理や感染症予防の知識が身についてくる年代であることに繋がる結果です。大学受験を皮切りに、予防対策への意識が一気に上がっていきます。
現在のあなたは、しっかり対策できているでしょうか。運は対策にはなりません。
■どんな感染症になる可能性がある?
受験シーズンに増える感染症の中でも、インフルエンザは特に注意が必要です。インフルエンザは種類が複数存在し、1度かかっても違う種類のインフルエンザ菌に感染すれば再度発症する可能性があります。
インフルエンザの種類は大きく分けるとA型・B型・C型の3種類です。
・A型 … 一番症状の激しく感染率が高い
38度超えの高熱・喉、鼻、関節、筋肉などの痛みなど
脳炎・脳症の合併症の危険性
・B型 … 数年単位で流行
下痢や腹痛などお腹に痛みがある傾向
人との間でしか感染しない
・C型 … 一度かかると免疫ができる
免疫に持続性があるため、かかっても軽い風邪の症状
また、受験シーズンにはノロウイルスにも注意が必要です。インフルエンザと似たような症状もあるため、自己判断をせずに早急に医師の診察を受けましょう。また、その他の感染性胃腸炎なども同様に要注意です。自らも予防対策を怠らないようにします。
大学受験前にはノロウイルスを予防するためにも、生ものや半生のものを避けて食事をとるように注意しましょう。台所の衛生管理もご両親にしっかりお願いしましょう。
自分は平気と思ってない?感染症の感染経路や潜伏期間について
「自分は体だけは丈夫だから」などと大学受験前の体調管理を怠ると、思わぬ感染で大切な模試やテスト、本番試験に大打撃を受けることがあります。感染症の感染経路や菌の潜伏期間を知って対策し、後悔しないようにしたいものです。
■感染経路って?
感染症の病原菌やウイルスが自分に辿りつくまでには、大きく3つの感染経路があります。
・接触感染
接触感染は主に手についた菌から広がっていきます。食事を作る人の手指についていれば、食器や食品にも付着し感染します。主にお腹から症状を訴えるものに多いのが特徴で、ノロウイルスや感染性胃腸炎、O-157なども含まれます。インフルエンザも接触感染で移ります。
・飛沫感染
飛沫感染は咳やくしゃみ、会話中などで空気中に飛ぶ飛沫粒子により感染します。インフルエンザの多くが、この飛沫感染によるものです。飛んだ粒子は空中に浮遊しません。予防対策をしっかり行えば感染を避けられることも多いです。まだ症状が出ていない間にマスクなどの対策がなければ、同じ空間にいる人への感染を誘発させる可能性が高くなってしまいます。
・空気感染
飛沫感染との違いは、菌が空中に浮遊し続けること。空気感染してしまうものは、麻疹・結核・水痘などがあり、どれも発見があれば自治体をあげて全力で感染拡大を阻止します。浮遊するだけでなく、そのまま長距離を移動することもある感染経路です。インフルエンザやノロウイルスも空気感染の可能性が考えられています。
日常生活を送る中で、感染症に感染する可能性は誰しもあります。だからこそ大学受験の体調管理としても感染経路に沿った予防対策が必要なのです。
■各感染症の潜伏期間とは
感染症にはそれぞれ潜伏期間があります。菌やウイルスが体内に入り、症状を発するまでの期間です。この期間は感染した本人も無症状なので、多くの人に感染症を拡大させてしまう期間とされています。
大学受験シーズンに流行する感染症の潜伏期間をいくつかピックアップしました。
感染症 |
潜伏期間 |
備考 |
インフルエンザ |
感染後1~4日程度 |
|
ノロウイルス |
感染後1~3日程度 |
|
RSウイルス |
感染後2~8日 |
典型的に4~6日前後 |
溶連菌 |
感染後2~5日程度 |
|
ロタウイルス |
感染後1~2日程度 |
長くても72時間以内 |
マイコプラズマ肺炎 |
感染後2~3週間 |
このように菌やウイルスは、感染後どれも数日間体内に潜伏して菌を増幅させ、発症までを過ごします。咳が酷いマイコプラズマを除いては、感染後数日の間にすぐに発症することが多くなっています。
受験の妨げにしたくない!家庭でできる体調管理法
大学受験の体調管理は、もはや自分で予防すること以外に有力な方法はありません。外出せず、人との接触を避けて無菌状態でいることは不可能ですからね。
■自分ではどんなことができる?
まずは、手洗いうがいをして接触感染を防ぎます。菌を洗い流してしまえばいい基本的な予防法です。意識的に人混みを避けることも有効です。
インフルエンザなどは年末から徐々に感染者を増やします。クリスマスや年末年始のイベントで心躍ることも多いので、ついついその雰囲気を味わいに外出したくなる気持ちは理解できます。ただ、大学受験を控えているこの1年だけはグッと堪えるのも方法の一つ。どうしても…の場合は、マスクは必須です。
■家庭内ではどうしたらいい?
家庭内だけは安全地帯にしておきたいですよね。外出先で意識的に対策を続けていると、精神的に疲れてしまう人もいます。そんな時には空間除菌アイテムがおすすめです。
空間除菌アイテムの代表的なものといえば、クレベリンという商品。クレベリンという商品は、浮遊するウイルスや菌を120~180分間で99%除去してくれる画期的なアイテムです。飛沫感染や空気感染の菌やウイルスを対象にしていますので、目に見えない菌やウイルスの脅威から身を守ります。しかも、クレベリンは効果が2ヶ月も持続します。頻繁に買い替える必要もないため、お財布にも優しいのが魅力です。
「兄弟がまだ小さくて予防が徹底できない」「お父さんが感染症に関心が低くて怖い」などという方には、大きな安心材料になる商品アイテムです。まずはクレベリンの効果を大幸薬品のサイトでチェックしてみて下さい。あなたの安全地帯をより安全にしてくれますよ。
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■その他の体調管理の注意点
受験生の勉強はどうしても夜型になりがち。睡眠不足は記憶力や集中力にも影響し、本番に弱くなるといわれています。寝る時間と起きる時間の設定をして、睡眠の確保も忘れないようにしましょう。
適度な運動やバランスのいい食事も体調管理には欠かせません。脳を働かせる炭水化物を3食きちんと取り入れます。特に女子はダイエットで炭水化物を抜いてしまう人も見られますが、大学受験前はおすすめできません。
失敗できない!大学受験を病気で台無しにしないためにココまで徹底しよう!
大学受験は一生にそう何度もありません。人生においても大舞台であることは間違いないのです。勉強にぬかりがなくても、体調管理にぬかりがあっては元も子もなくなってしまいます。
インフルエンザなどはワクチン接種で感染予防ができます。様々な感染症がピークを迎える2月を中心に、12月~4月間で効果が発揮できるよう、11月中には予防接種を受けるようにしましょう。
ワクチンは予防のためだけでなく、発症した後に重症化させないためにも重要です。自分だけでなく、家族みんなでワクチン接種をした方が効果は強力になります。協力を促し、不安を一つずつ解消していきましょう。
まとめ
大学受験の時期に重なる「感染症の脅威」から身を守るためには、体調管理の方法を知り、実行に移すことが大切です。模試や試験に重ならないように予防接種などを計画するなど、受験間際になってから慌てふためくことのないように準備していきたいものです。